華神カード

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◆ 風神(七象)

風神 4 風神(守護華神)
どこへでも入り込む、柔軟な風の神の姿です。
自由気ままに世界を吹き渡り、その時々に見せる表情もさまざまな風は、まさにとらえどころのない百面相といった印象を与えます。
風の誕生 21 風の誕生
健やかなる天空高くに一筋の清らかな風がどこからともなく現れ、軽やかな変化に大気がどよめき緊張している姿です。
空渡るそよ風 22 空渡るそよ風
軽やかに誕生した気まぐれな風のお嬢さんが、上を目指して進もうとしている天の前方を、お構いなしに鼻歌まじりでのん気にそよ吹き、横切ってゆく姿です。
地底から吹き上がる風 23 地底から吹き上がる風
天の上空でしばらくの間そよ吹いていた風は、そこにいることにも飽きて下の世界に興味を惹かれます。
広々と大らかで温かそうな母なる大地に抱かれたいと思い、地中深く入り込んだ姿です。地の底にあふれている大地の命のエネルギーによって優しく温められ、か細く頼りなげな風は次第に力を蓄えながら地上へと上昇していくのです。
大地吹く風 24 大地吹く風
地中でゆっくりと育まれだんだんと上昇してきた風はついに心眼を開き、地上へ到達します。
そして世界を隅々まで吹き渡って、あらゆる万象を観察しているという姿です。
湖面戯れる風 25 湖面戯れる風
静かな湖面で、しばしの休息を楽しんでいる風の姿です。
裏表のない子供のように清らかな心をもつ湖は、緊張の帯をとき心を開放してリラックスできる最高の場所です。
川面行く風 26 川面行く風
湖と穏やかな時を過ごした風は、再び空を舞い、豪放な河の急流の上へと来ました。
一時として止まる事を知らない川面に吹いてみますが、一瞬さざ波となってもすぐまたもとの流れとなって散り消えてしまうという姿です。
春の嵐 27 春の嵐
天から舞い降りた風は、さまざまな出会いと経験を経てきましたが、ついに雷神と出会い大きな嵐となります。
雷鳴は鳴り響き烈しさを益して、それにつれて風もさらに速く吹き、お互いに共鳴しあい力を増していく姿です。